未曽有の東日本大震災から今日でまる10年たちました。

震災に遭われた方には改めてお見舞い申し上げ、亡くなられた方々には謹んでご冥福申し上げます。

当時私は、山田駅裏の事務所で仕事をしていましたが、正直なところ「まさか、ここまでは津波は来ないだろう」とたかをくくっていました。しかし側面から砂煙が押し寄せ、その後を追う様に高さ3ⅿはあろうかという巨大津波が押し寄せてきたのです。「これはまずい！早く逃げなければ！」、事務所前に置いてあった車に飛び乗り急発進。バックミラー越しに津波がすぐ背後にせまってきます、「逃げ切れるか」・・・。すんでのところで「あぁ助かった」何とかギリギリ逃げ切ることができました。

その後、火災が発生し山田の街並みは見るも無残な瓦礫の焼け野原に変わってしまいました。

モノが無くなったのは、ある意味しょうがありませんが、しかし大切な人の命は何ものにも代えることはできません。

二度と災害で大切な人が亡くなることが無いよう、皆で普段から防災に心がけましょう。

また、私共は家づくりを通して皆様に少しでも貢献することができれば幸いと考えております。

今、朝6時、避難訓練放送が流れてきました・・・　合掌

令和3年3月11日

株式会社プロメイクホーム

代表取締役　髙橋秀博