2022.07.10

炎天下のペットボトル

田澤

こんにちは!田澤です。

東北北部を除き梅雨明けが発表されたものの、全国的に梅雨のような天気が続きますね。

元台風4号の影響も少なからずあるそうで、台風4号から変わった低気圧が関東沖から三陸沖を通って北日本方面に進むため、太平洋側を中心に雨が降る予報が出ています。

まだまだ蒸し暑い日は続きそうですね。

ニュースの特集などでも目にしますが、暑い日のペットボトル飲料には注意が必要です。

飲みかけを放置して細菌が増殖するだけでなく、暑さでペットボトル自体が膨張して破裂する危険があるからです。


まず、口を付けて飲んだ時に、口の中から細菌などの微生物がペットボトルの中に入ります。

菌が活発に活動しやすい30℃前後の状況で微生物が糖分を分解します。

その過程で二酸化炭素が発生し、気体の部分が膨らんで内部の圧力が増します。

飲み残しが多いほど発生する二酸化炭素が多くなり、膨張・破裂の危険が高くなるようです。

放置後1~2日で圧力鍋以上の圧力の例もあるのだとか…

飲み残しではなく、キャップを開けていないものなら大丈夫となりそうですが、未開栓のペットボトルもそうとも言い切れません。

真夏の車内は60℃を超えることもあり、確かに炎天下の中少しでもエンジンを止めるとあっという間に暑くなりますよね。

そんな車内で未開栓のペットボトルが大きく変形したのは炭酸飲料のボトルだったそうです。

気温が上がり60℃になったことで水分に溶けていた二酸化炭素がボトル上部に飛び出し、気体が増えて圧力が増した結果、膨張したり亀裂が入ったりするとのことです。

口を付ける付けないにかかわらず、暑い場所でのペットボトル放置は注意が必要ですね。

夏本番も控えていますし、体調管理も含めくれぐれもお気を付け下さい!


以上、田澤でした!